中国電力、環境影響の報告書を公表 工事中断中の上関原発

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福島原発事故の影響で、建設工事が中断されている上関原発(計画地・山口県上関町長島)をめぐり、中国電力が環境への影響に関する2014年度の報告書を公表している。公表は7月30日付。

上関原発は、改良型沸騰水型(ABWR)の1号機、2号機を建設する計画で、2001年6月に工事に着手。原発事故当時、埋め立て工事などが進んでいたが、当時の二井関成・山口県知事が2011年3月14日、中国電力側に対し、「どのように対応すべきか、極めて慎重に検討していただく必要がある」と申し入れ、同社が工事中断を発表した。

発電所用の敷地面積が約160万平方メートルで、そのうち約14万平方メートルについては、海面を埋め立てる計画だ。

現在も工事中断が続いており、再開についての方針は明らかにされていない。一方で、中国電力は、工事が環境に与える影響を継続的に調査するとして、報告書を公表している。2014年度の報告書は「目標値を満足していた」としている。

Source: 中国電力