東京都豊島区の公園で毎時480マイクロシーベルト計測 土中にラジウムか

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東京都豊島区は2015年4月23日、豊島区池袋本町4-41にある「区立池袋本町電車の見える公園」で、毎時480マイクロシーベルトの放射線量を計測したため、公園への立ち入りを禁止した。24日に土壌を試掘したところ、周辺の放射線量は低下した。土壌に放射性物質が含まれているとみて原因を調べている。

公園は、東武東上線下板橋駅に隣接しており、線路の南側にある。周辺は住宅街で、近くに小学校などがある。

豊島区の公表資料によると、4月22日、区の除染基準である毎時0.23マイクロシーベルトを超える放射線量を計測した。23日にさらに詳しく調べたところ、すべり台の近くの地表で毎時480マイクロシーベルトを計測した。区は、公園が2013年3月にオープンしたことから、東日本大震災の際に飛散した放射線の直接的な影響は考えられない、としている。

24日午後3時すぎ、区が専門機関の「公益社団日本アイソトープ協会」に依頼して、放射性物質除去に向けた調査を実施した。高線量の地点から土壌を試掘した結果、周辺の表土は毎時0.06マイクロシーベルトまで、放射線量値が低下した。土壌中に放射性物質があるとみて、詳しく調べている。放射性物質はラジウムの可能性が高いという。

豊島区の高野之夫区長は24日、公園からの高放射線量検出についてコメントを発表した。以下にコメントを抜粋する。

Source:豊島区
参考:Googleマップ


 

「区立池袋本町電車の見える公園で毎時480マイクロシーベルトの放射線量が検出された件について、本日、除却に向けた事前調査を行ったところ、試掘部分を除いた後の計測で、放射線量が急速に低減しました。この結果をもって、放射性物質が完全に除却されたと断定できる状況では未だありませんが、心配される事態は回避される見込みとなっております。しかしながら、今回の件は、私たちが日常的に生活する地域の中で、しかも、子どもたちが利用する施設で起きたことを重く受け止め、公園、小中学校、幼稚園、保育園等、日常的に子どもたちが利用する区内全施設において、放射線量検査を実施することを決定いたしました」