原発へのサイバーテロ、国際的な対策を IAEAの天野事務局長

Others

国際原子力機関(IAEA)の天野之弥事務局長は、ウィーンで開かれている原子力分野のサイバーセキュリティやテロ対策をテーマとした国際会議で、「テロリストや犯罪者たちは、国際的なネットワークを運用している。対策も、国際的でなければならない」と述べた。IAEAが2015年6月1日付のプレスリリースで公表した。

ウィーンのIAEA本部では6月1日から5日の日程で、「原子力分野のコンピュータ・セキュリティ国際会議」が開かれており、650人以上の専門家が参加している。原子力関連施設や放射性物質を標的にしたサイバー攻撃への対策をめぐり、情報を共有し、連携を深める目的がある。IAEAによると、こうしたテーマでの国際会議は初めてだという。

サイバー攻撃は、世界中で日々実行されており、原子力関連施設も標的とされている。天野事務局長は「昨年だけでも、マルウェアを利用した原子力発電所への攻撃事案があった。明確に原発が標的された事案だ」と語った。

Source: IAEA